社長メッセージ

「学ぶ、気づく、変化する。」 学びと実践のサイクルがここにはある!

代表取締役社長 奥本英宏

日本企業を取り巻く時代環境の変化は、 人材育成にも大きな変革を求めています。 今、リクルートラーニングクラブを導入する意義とは?奥本からメッセージをお届けします。

リクルートラーニングクラブは
法人向けの社員研修サービスです。

これからの企業競争力の カギを握る「人材育成」

代表取締役社長 奥本英宏写真01

 およそ10年ほど前から日本企業における競争環境に大きな変化が見られ、それとともに人材育成にも変革が求められるようになりました。大量生産の時代は終わり、競争の激化や成果主義の浸透により、社員一人ひとりのスキルやモチベーションが企業の業績を左右する時代がやって来たのです。その結果、事業計画に人材育成を盛り込む企業も目立つようになり、人材育成と経営戦略の関係が一層、密接になりました。
 従来は社員研修・社員教育といえば、福利厚生の色彩が強かったり、管理職向け、営業職向けといった階層的・体系的教育を実施する傾向がありましたが、今求められているのは、自分でミッションを創出してチャレンジを惜しまない人材です。人材育成には、階層的な教育を超え、個人の自立的キャリアを目的とした学びの機会が求められるようになったのです。
 このような時代背景を受けて誕生したのがリクルートラーニングクラブです。私たちはこれまでも企業内研修などで、個人の自覚をベースに次の一歩を支援するプログラムを提供してきました。リクルートラーニングクラブの開発には、そうした経験で蓄積した知見や培った技術が凝縮されています。1コース3時間という短時間の中に、たくさんの気づきがあり、職場で業務にすぐ活用できる。一つの学びがきっかけになって、気づき、変化する。一人ひとりが組織の中で自分から動いていく人になるための気づきを与えられる場になっていきたいと考えています。

80以上のコースから 主体的に選べるシステム

 リクルートラーニングクラブは、コースを一つ一つ選択できるチケット制。管理者が受講者へコースを指定することもできますが、受講者自身が主体的にコースを選べるのが大きな特長です。与えられたコースを受動的に学ぶより、自分が本当に必要と感じ、学びたいと思うコースを履修することで、教育効果が発揮される─。こんな考えに立って誕生したシステムです。
 「自分が学びたい」「成長したい」と思ったテーマに沿って、自身の学びのプログラムを設計していく。新入社員、若手、中堅、マネジメントといった階層や、担当業務内容、テーマに応じた80以上のコースは、さまざまな立場の方にとって「今、必要な学び」がある充実したラインナップだと自負しています。実際に受講した方からも、「会社から5枚チケットをもらって、今日はこのコースを選んだが、とてもおもしろかった。あと4枚をどう使うか楽しみにしている」といった声が寄せられています。ぜひ、勇気をもって受講者側の自由設計に委ねてみることをおすすめします。きっと今までにない変化が起こるはずです。

実際の業務や今後につながる 「学び」を提供

代表取締役社長 奥本英宏写真02

 3時間とコンパクトなプログラムなのに、知識の習得で終わらないのも、従来型の人材育成とリクルートラーニングクラブとの大きな違いです。研修を受けた後に「ああ、学んだなあ」といい気持ちになることを、私たちは「湯上がり効果」と呼んでいます。ところが、知識を得ただけで満足してしまっては、湯冷めと同様、すぐに冷めてしまいます。「知る」ということは第1段階に過ぎません。得た知識と今の仕事や環境とを結び付け、「自分の仕事ではこうだな」と、現実場面とリンクさせるのが第2段階です。さらに「これからどうしていくべきか」を考え、決定するのが第3段階。ここに到達するのがプログラムのゴールです。
 リクルートラーニングクラブは、現実の場面や自分の業務と密接にかかわる気づきをもたらし、これからの方向性を決めるレベルまで自分を高める、そのための学びの場として活用してください。
 当社の企業理念に「個と組織を生かす」というステートメントがあります。個が生き生きと多様性を発揮することが組織の業績になる、という考えです。私たちは、個人が自ら気づき、自立して歩き出すことを支援するプログラムやサービスを提供したいと考えています。それがリクルートラーニングクラブの使命です。