vol.1 岡本浩幸|講師メッセージ|社員研修・社員教育のリクルート ラーニングクラブ

MESSAGE_001

壁を打ち破る 突破口を提供したい。

 講師 岡本浩幸

「働き方」が高度化・複雑化していくなか、課題を乗り越え、 次のステップに進むための突破口をどうやって見出すか?

大事なのは、 直感にしたがって選ぶこと。

「使えるな」と思ったら受けてみる。

受講者の方々が楽しそうに学んで、「ここで得たことを、ビジネスで活用していきたいと思います」と言いながら帰って行く。そんな様子を見ると、何かが加速する感じがして、「動き出したな」という手応えがあるんです。 「これからどんな講座を受けようかな」と考えている方にお伝えしたいのは、「直感がすごく大事」だということ。カリキュラムのリストを眺めたときに、何かしら心に引っかかるキーワードがある。そこで「この内容は使えそうだな」と感じれば、受けてみてください。そうして選んだ講座だからこそ、効果的な「思考の活性化」をもたらしてくれるのではないかと思います。

もったいないのは、「行ってきなさいと言われたから来ました」という姿勢のままで参加してしまうことです。せっかくの貴重な時間を投資するわけですから、職場で活用できる考え方やノウハウを何か持ち帰ってもらいたい。ぜひ、前向きな意志をもって参加してほしいですね。

“新しい学び”と出会う。

ラーニングクラブ創設にあたり、思ったのは仕事に対するやる気はある。自分は精一杯やっているという自負もある。それでも、壁に直面している方々はいますごく多いのではないかということです。仕事の難易度が上がり続けているいま、実際的に突破口になりうる手軽な学びのプログラムが果たしてできるだろうかと考えました。私自身、いろいろ学んでみようとさまざまなセミナーを受講したり、勉強に取り組んだりするなかで、「新しい学び」と出会う楽しさを実感しました。

例えば、私にとって有益だったのは「脳の使い方」の勉強です。会議がうまく進む。自分の思いが相手にしっかりと伝わる。そこには、「脳がこんなふうに働いているから、この方法がいいんだ」という、実に理にかなったメカニズムがあったのです。また常に自分を知的好奇心に満ちた状態にしておくと、一見仕事とは関係のないことをやっているときに、ふと「あの企画はこうすればいいのか」と結びつく瞬間がありますよね。実は無意識でそんな時間を大切にしていたことがクリエイターとしての私の原動力だったのです。学びを通じたそうした気づきの体験こそが壁を突破する鍵なんだということを、みなさんとも共有できればと思っています。

軸は「面白い」 「すぐに使える」「他にはない」

短時間で最大の効果を。

3時間の研修というと人によっては短いとお感じになるかもしれません。しかし、実際にはいろんなことができるなと思っています。講座を作るにあたって、私が軸にしているのは次の3点です。「わかりやすくて面白い」、「すぐに使えるという実感がある」、そして「他にはないユニークさがある」。「伝わる企画書の極意」であれば、各ページごとに言いたいことを明確にする、全体を通して一貫したストーリーを描くということについて、グループワークを実施します。理屈だけでなく体感する時間が多いので「使えそう!」と思ってもらえる内容が多いことが特徴です。また「発想力の限界を超える」では、いかに脳の力を引き出すかについてお話ししています。脳はスピードを好むので、実は熟考はよくない。記憶力を高めるには、身体的な刺激が同時に2つ以上起こっていることが望ましい、など。実生活や仕事の時間の過ごし方を変えることが実は知的生産性アップの鍵だという気づきがあります。こうした仕組みを知ることで、いままで以上に時間をかけるのではなく、いままで以上に仕事を楽しむことで「今まで出なかったアイディア」が生み出せるのだと実感できるプログラムです。

「知りたい、学びたい」への 連続が始まる

知が動いたら、その波にのろう

ある講座に参加して「ためになったな」と思えば、また別のカテゴリにもエントリーしてみる。本屋に行ったら、いつもは素通りしていたコーナーの本を手に取ってみる。「リクルート ラーニング クラブ」を受講した方が、そんなふうに行動を広げてくれたらと期待しています。

大切なのは、学んだときのわくわくする気持ちを保ち続けること。読書を本当に楽しめているときは、次の本、また次の本と読みたくなりますよね。しかしそれが途切れると、ぱったり読まなくなってしまう。それと同じです。「学ぶのは面白い!」「勉強するといい刺激をもらえる!」と思ったときに、その波に乗っかって次の学びにトライする。こんなサイクルが回りだすと、毎日がいきいきします。そんな私自身の実感をシェアしていきたいと考えています。魅力的な人ほど謙虚で、体験や機会から学ぶ姿勢がありますよね。学びを広げたり、好奇心をもってチャレンジしたりすることは、その人の魅力アップのエクササイズそのもの、ともいえますね。

 

岡本洋之のおすすめの本はこちら

写真:呼吸の本 加藤俊朗 谷川俊太郎 株式会社サンガ

呼吸の本
加藤俊朗 谷川俊太郎
株式会社サンガ

最近、情報整理や論理展開に限界を感じる場面が多々あります。そんな状況を助けてくれるのは健康なからだとこころであると思います。それを結ぶ鍵は呼吸にあることがこの本を読み、寝転がり深呼吸することで、理屈を超えて実感できます。楽しい!と心から実感できる瞬間が最も知的生産性が高いという私の講座のコンセプトの土台でもあります。

写真:メイキング・オブ・ピクサーデイヴィッド・A・プライス著、櫻井祐子訳早川書房

メイキング・オブ・ピクサー
デイヴィッド・A・プライス著、櫻井祐子訳
早川書房

仕事で熱くなれる瞬間というのはとても尊い体験だと思います。私自身もそんな体験がありますが、いつもいつも感じられるものではありません。時折サプリメント的に小説や映画にそれを求めたくなります。タイミングがばちっとはまると元気が出ますよね。下町ロケットは昨年のマイベスト!太陽は動かない/吉田修一、漫画バンビーノ/せきやてつじ、クライマーズハイ/横山秀夫、も同じ理由でオススメ。

写真:神々の山嶺 夢枕獏 集英社文庫

神々の山嶺
夢枕獏
集英社文庫

学びのサイクルを切らさないために私の講座ではチェーン読書をすすめています。といっても読む本を切らさないのはちょっと大変。自分として間違いなく没頭できるジャンルの本(鉄板本)があるといいですね。私の鉄板は山岳小説。なぜか雪山が出てくるとどっぷりハマれるのです。マイベスト山岳小説はこれ!不屈で孤高の変人がむさい男の世界を描きます。

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